Myy(仮)

なんとなく作ってはみたものの…フム。

今日の○×


―――――日本文化は、母になったら子育てが最優先という価値観が当たり前だとしているので、もし子どもをないがしろにして仕事にいったら、母親に非難が集まります。



最近関心が高いことや読んでいた・る本と世の中の事件・出来事から考えると、
元々、小さい頃はしっかり子育てしてあげて、幼稚園位になれば徐々に離していくというスタンスがいいと思ってはいたけれど、やっぱりそれが子どもにとっても一番いいことだとつくづく実感した。


お腹の中で十月十日、生まれてからせめて3年間は子どもに向き合ってあげる。
愛着形成、情操教育…。この人間としての基礎の基礎、土台作りをしっかりしてさえあげれば、後は成長に合わせてその時々に大事なこと、生きていくために必要な考え方、知識等々を培う手助けをしてあげればそれでいいと思う。
とにかく最初の3年間。
ここで間違うと、疎かにすると、色んな不具合・障害・過ち・弱さ・脆さなどを抱えたまま大人になっていって、早ければ小・中・高校生の頃から、遅ければ大人になってから、様々な問題が生じてみんなが幸せになれなくなるかも知れない。


人間を育てるって、やっぱりたいへんなことだと思う。
動物も本能でちゃんと育てている。時々育児放棄もあるみたいだけど。
でもそれが問題になるので、やはり育児放棄は全動物共通の問題行為なわけで。
育児・育動物はその子の土台ができるまでは最重要&最優先事項であって然るべきだと、私は思うんだなぁ。


ちゃんと育てて、ちゃんと育ってくれて、ちゃんと働けるようになって、
ちゃんと税金納めて、国を、経済を成長させていく一員になってくれるように。
(*もちろん、その子が幸せな人生を送れるように…というのが一義的にあるけれど、
その生活している国に対しても自分の範囲でちゃんと責任を果たしていくという…。
まぁ、先天・後天問わず如何ともし難い理由により働けないとか税金納められないとか
色々個別の事情がある人もいると思う。
そうした特別な境遇の人は、その人なりの人生を全うしていくことに注力して頂ければいいと思う。
上記はあくまでも、一般的な話。できる範囲のことがちゃんとできるような大人に成長して…という)

その重要なポストに就ける人間の性別が女性が多くなって欲しいと、
今、多くの女性は思っているんだろうけれど、(いや、そこまで思っていないかも。ただ昔からの”男並み”に仕事がしたいということかな。*特に給料や待遇を同一に、と)
それであればもっともっと先を見据えた提言をした方がいいような気がしてね。


育児資源として育児の公共化、市場化と言っているけれど、
それはそれでとてもいいことだと思う。
だけど乳飲み子をベビシッターに預けて働くっていうのはちょっと違う気がするし、
1歳になったら保育園に入れて…というのもちょっとモヤッとする。
そこまでしないと生活が破綻してしまうというなら、それを阻止する政策を考えるのが先決。
どうぞどんどん働いて、子育ては他人に任せておいたらいいですよ、ではない気がする。せめて3歳位までは。最低限の人間の土台を作ってあげるまでは。


たまには息抜きしないと育児ノイローゼで虐待してしまうというなら、
たまに半日預けて自分の時間を持てるような環境・社会作りを考える。


核家族が当たり前でない時代、又は身近に協力してくれる・子どもを預けられるような人がいるような時代なら、国や行政側で考えなくても自然とクリアしていけた問題も、この核家族当たり前の時代、人間関係希薄な時代、隣は何をする人ぞ…のような時代なら無理な話。


だからそこは社会の仕組みとしてもう作り上げてしまっていいと思うし、子どもの健やかな成長を守るためにはそうするべきと思う。


世の中、本当にすごい方向に進んでいっていると思う。
特に人間の質が。


もっと当たり前のところから考え直さないと、
まともに成長できなかった(育ててもらえなかった)大人が動物的に子孫を作り、不幸の連鎖が延々と続いたり。
自分自身が何か問題を抱えたまま大人になって、社会に参加できなかったり。生き難かったり。
犯罪を起こしたり、被害を受けたり。
と、どちらに転んでも、誰にとっても不幸な世の中になってしまう。


自分も家族も友人も隣近所もペットや動物も、それぞれの立場で幸せを感じながら、お互いを尊重しながら生きていけるように。
多少の苦難にも挫けず、前へ進んで行けるように。
当たり前の感覚を持って、その感覚を活かしながら、喜びや悲しみや哀れや辛さや楽しさや正しい怒りを感じながら生きていけるように。
そのための土台をしっかり築いてから子どもを突き放したらいい。
そこまでの最低限の準備をするまでが親の努めなのではないだろうか。
産んで一旦終わり。後は適当に、なんとかなるでしょう。
ではないと思う。


愛着形成、情操教育。


ただ小さい時から習い事させてればいいわけじゃない。
肝心の土台(人間)が出来てなかったら、思わぬトラブルへと繋がる可能性も。


とにかく私は、女性の社会進出はもちろん賛成です。
でも子どもを持ちたいと思っているなら、最低限子どもの一番大事な時期の3歳頃までは、しっかり子育てに取り組んだ方がいいと思っている。
正直、3年も4年もあっという間。
そこまで世間との隔たりを感じる期間ではない。
ぶっちゃけ10年もあっという間だからねw
その僅かな、たった3、4年も我慢できません、というなら子どもは持たない方が、子どものためにもいいと思う。子どもが不幸になる可能性がゼロになるから。
生まれてきたのは自分のせいじゃないのに、何の落ち度も無いのに、
理不尽な人生を背負わされる可能性がゼロになる。心身の病やトラウマに苦しむ可能性もゼロになる。
人間はそんな簡単じゃない。
それくらいの覚悟が無いなら産む必要ない。


”親がなくとも子は育つ” というが、これが通用する世の中じゃなくなってしまった。
周囲の優しい、温かい人々が、みんなが育ててくれる環境なんて、
万が一あったとしても、”万が一” だ。1万に1人しかまともに育ててもらえないだろう。
こんなのほぼ幻想に等しい。


この大事な3年間は、できることなら母親がしっかり子育てしたほうがいいと思っている。父親ではなくて。
中には父親が所謂”主夫”になって、家庭に入って育児・家事に勤しむ家庭もマレにあるようだから、そういうところは父親がしっかり幼児期までの子育てをすればいいとは思う。
たぶん母親が育てるのとまったく同じ効果ではないだろうけれど、ほぼ似たような子どもへの影響・効果は得られると思う。みっちり関わって育てれば。
でも基本はやはり母親の方が、たぶん子供の安心感は大きいと思う。愛着は強いと思う。


そんなわけで、自分は未経験ながら勝手に強く確信している次第。
本当は3,4人は産み育てたかったけれど、ひょんな人生の巡り合わせでこうなってしまった。
もうさっさとこの人生は終わりにしたいところだよ。